会報誌118号「令和5年度 健康セミナー」の開催

令和5年度「健康セミナー」

 北信地区電友会は、令和5年11月1日(水)10時30分から朝日ながの病院の塩﨑総看護師長を講師にお招きし、令和5年度「健康セミナー」を開催しました。

 演題は「元気な年寄りになりましょう」で、 ~いつまでも自分の足で歩ける体づくり~ の内容で講演を頂きました。講演に続き、同病院の楢本主任理学療法士から「ヒザの老化防止トレーニング」の実践指導を頂き、コロナ禍で3年以上続いた生活環境下で自身の運動不足の懸念から、35名と多くの会員が参加しました。

 山口会長 開演あいさつ

 塩﨑講師は元NTT病院で保健師として職員の健康管理に長く携われ、食事や運動、喫煙・飲酒などの指導で会員の誰もが一度はお世話になったことがあることから、今回ご多忙の中を調整頂き、講師をお願いしました。

 冒頭、塩﨑講師から長野県の男女の平均寿命は全国でも1~2位と高いものの、健康寿命は30位台と低く、健やかな生活習慣形成や疾病・重症化予防、介護・認知症予防を中心に取り組むこと、特に「フレイル(健常と要介護の間)対策」が重要であり、体重減少、握力の低下等のチェック項目、原因としては身体機能の低下や社会的交流の減少等が考えられ、予防としては日常生活に運動を取り入れること、社会との繋がりを持つことが効果的であると説明されました。

 塩﨑講師

 セミナー参加者

 頭と肩とお尻を壁に付け3分間体制維持
 (以外とキツイ!)

 樽本理学療法士からは、ヒザの痛みを引き起こす原因について説明され、痛みを予防するためのストレッチ、筋肉トレーニングについて来場の会員の皆さんと一緒に実践しました。

 樽本理学療法士の指導で実践

 講演を通じ、健康寿命を伸ばし「元気な年寄りになる」ためには食事管理や疾病予防に加え、日常生活に運動を取り入れることが大切であると実感しました。

 風間副会長 謝礼のあいさつ

 受付ご苦労様でした

 令和6年度は10月30日(木)の開演を予定していますので、多くの皆さんの参加をお待ちしています。