会報誌118号「会長 年頭あいさつ」

年頭のあいさつ  北信地区電友会 会長 山口 修

 新年あけましておめでとうございます。会員の皆様におかれましては、穏やかな新春をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。

 先ず、1月1日に発生した能登半島地震に伴い、被災されました皆様には心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興・復旧をお祈り申し上げます。

 さて、昨年の5月8日から新型コロナウイルスが感染症法で5類に変更になり、世の中の動きが4年ぶりに以前のような活気を取り戻してきました。感染症対策分科会長でありました尾身さんは「100年に1度といえる危機であった」と振り返っています。電友会活動は感染状況を睨みつつではありましたが、北信地区電友会総会をはじめ、日帰りバスレク、いきいき作品展、並びに健康セミナーと計画しました年間行事は実施することができました。ご協力、ご出席された皆様をはじめ、会員の皆様には心より感謝申し上げます。

 さて、昨年の夏は、猛暑日続きで軒並み観測史上最多の猛暑日を記録し、気象庁も異常気象と言ってよいと認めました。長野市の猛暑日は23日と過去最多を更新したとのことで、高齢者にとっては辛い夏となりました。気候変動は農業にも甚大な影響があり、特にお隣の新潟県では農業用水が不足し、大打撃であったと聞きます。

 一方、世界に目を向けますと、福島第一原発の処理水をめぐっては中国が反発し、日本の貿易に大きな影響が出てきました。また、まったく出口の見えないウクライナ戦争に続きイスラエルとパレスチナで悲惨な戦闘が勃発し多くの人命が失われて心が痛みます。相変わらず多くの問題が山積しており、更に物価高も落ち着く兆しが見えません。高齢年金生活者には大変住みにくい昨今ですが、前を向いて明るく楽しく過ごしましょう。

 なお、NTT長野支店の皆様には4年ぶりのOB/OG交流会を開催していただき、親睦を図ることができました。また、その他あらゆる場面でご支援をいただき衷心より感謝申し上げます。本年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

 最後に会員各位の健康、安全を心よりご祈念申し上げて、新年のご挨拶とさせていただきます。