信越電友会 令和5年度事業計画

令和5年度の活動にあたって

令和5年6月14日(水)開催の信越電友会総会において承認されましたので詳細を掲載いたします>

 政府が定める新型コロナウイルス感染症の位置付けが、感染症法で「2類相当」から「5類」に 引き下げられ、令和5年5月8日に移行された。またマスク着用については個人の判断に委ねるという方針となり、3年以上続いた制限のある日常生活からほとんど行動制限のない生活に変わろうとしている。

 信越電友会の活動は徐々に回復基調であるものの、長期間自粛・休止状態であったため、早期にコロナ前と同様な活動に戻すことは厳しいことを認識しつつ、ウィズコロナ、ポストコロナを見据え、会員の年齢等を考慮し感染状況を見極めながら着実に活動の再開を図ることとする。

1.令和5年度の活動スケジュール

日常生活の行動制限がなくなることから、従来の集合形式を基本とするが、書面照会やTV会議に変更するなど柔軟に対応する。 

(1)信越電友会主催会議

ア.令和5年度信越電友会総会
 (事業計画等審議・議決) 
  出席者:来賓(本部・NTT)
      信越役員、地区役員

イ.第1回地区事務局長会議・信和編集委員会
 (活動の具体的進め方)
  出席者:信越役員、地区事務局長

ウ.会長・事務局長会議(TV会議)  
  出席者:信越役員、地区会長・事務局長

エ.第2回地区事務局長会議
 (令和6年度事業計画等概要説明・TV会議)
  出席者:信越役員、地区事務局長

(2)本部主催会議

ア.理事会 7/6・11/15・6年3月
  出席者:会長(事務局長出席もあり)

イ.評議員会 7/6
  出席者:本部評議員2名、会長

ウ.全国事務局長会議 6年2月
  出席者:事務局長

エ.ボランティア表彰式 11/15
  出席者:受賞者、会長、事務局長
     (受賞者の同伴者)

オ.全国女性の会 5/30~31
  出席者:女性会員2名

(3)信越各地区総会

 令和2年度・3年度は集合で地区総会が開催されず、4年度は開催されても信越会長が出席したのは2地区のみで、会長が地区会員と交流する機会がなかった。
 令和5年度は全地区で集合開催を予定しており、信越会長の出席により交流を深めることとする。

2.活動のポイント

 長期間の活動自粛・休止により、会員の電友会活動への関心が薄くなり、電友会と会員、会員相互の連絡・連携関係が疎遠になったことで、電友会活動の重要性が再認識された。
 コロナ禍の3年間で会員の肉体的・精神的な状況も変わったと考えられるが、コミュニケーションの復活と交流親睦に力点を置き活動の再開を目指す。

(1)会員の状況、地区の特性と地域性を活かして、できることから活動を再開し会員間 の交流を深める。

ア.セミナー・講演会・各種教室・レクリエーションなど地区毎に実施している行事を再開する。実施に当たっては再び会員に定着することを目指し、規模の拡大は求めない。

イ.本部の推奨施策である「健康向上に向けた講演会・健康講座・健康体操等」については経費の一部支援が得られることから実施に向け検討する。

(2)コミュニケーションの維持向上のため会報誌、HP・ブログの充実を図る。

ア.活動再開にあたっては「信越会報誌」、「各地区会報」を有効に活用する。

イ.高齢化により会行事への参加困難者が増加していること、コロナ禍で会行事が中止となり会員相互の情報が減少していることから、会の現状、活動の様子などをできるだけ多く掲載紹介する。

ウ.会報等へ寄稿者が減少しているが、会員の現況は読者である会員も一番興味を持っていることなので、工夫して編集にあたる。

エ.各地区で立ち上げているホームページ・ブログを活用したタイムリーな活動の紹介や会員が閲覧しやすい環境整備を行い、会員コミュニケーションの充実を図る。

(3)サークル活動・ボランティア活動の支援

 会員の高齢化、コロナ禍による活動自粛がグループに与えた影響は大きく、グループの存在そのものを脅かしており、サークル・ボランティアグループの要望をきめ細かく把握し支援を行う。

ア.創意工夫して活動しているサークルの現状等を共有し活動再開を後押しする。

イ.ボランティア活動や地域活動に取り組んでいる会員の情報が収集しづらくなっているが、活動再開にあたっては優先的に情報収集する。

3.会員の高齢化と会員数減少への対応

 新規入会者が極端に減少する中、会員の死亡と高齢会員の退会により会員数の加速度的減少が続いていることから、高齢化への対応とNTTと連携した入会勧奨の方策について検討する。

(1)高齢会員に対しては、会報の活用、絵手紙、暑中・寒中見舞い等で接触の機会を可能な限り増やし、会員の現況把握と退会防止に努める。高齢会員は「個人宛」で届いた手紙等には強い関心を持つことに留意して取り組む。

(2)NTTの退職説明会(対象:「60歳定年退職者」と「65歳契約社員満了者」)が行われなくなり、NTTを通して文書により入会勧奨を行っているが、入会実績が向上しないことから、NTTの電友会支援として各事業本部長・支店長に指示されている「積極的に入会勧奨を行い組織率向上させる」支援策について具体的対応を探る。

(3)引き続き地区電友会の財政・運営方法を検証し財務の健全化に向けて取り組む。

ア.コロナ禍での活動休止により収支が好転しているが、活動再開後を見据えた財政運用を行う。

イ.会費収納の徹底のため、督促方法や会費未納者の退会防止策等について事務局長会議で各地区の実情を学び、意見交換する。

ウ.経費節減のため、信越主催会議の一部をTV会議で開催する。

4.NTTグループとの連携と事業協力

 新型コロナの感染拡大により電友会行事の中止、NTT主催退職者交流会の中止により、NTT・グループ会社と交流・接触機会がなくなり、事業動向・業務の現状等の情報が収集できなかったほか、テレワークの導入により社員との接触機会も減少したことから連携体制を再検討する。

(1)事業動向や事業協力等の情報収集の場として、従来の総会・役員会等の場に限ることなく電友会行事の場を活用する。

(2)会員がNTTの現状を理解できる資料をNTTに求め掲載する。

(3)NTTからの呼びかけに対しては「チームNTT」の一員として積極的に参加する。

ア.NTT主催の退職者交流会参加を積極的に会員に呼びかけ、NTTの現状を理解し現役社員との交流を深める。

イ.不良設備の情報提供(設備110番)を会員に呼びかけ、サービスの安定と安全の確保による企業イメージの向上に貢献する。

ウ.NTTの地域活動(お祭り参加・イベント)の呼びかけに対しては積極的に参加する。