令和5年度 信越電友会総会を長野市で開催!
信越電友会は6月14日(水)長野市において、電友会本部 片山副会長様、NTT長野支店 佃企画総務部長様、NTT新潟支店 斉藤企画総務部長様をご来賓にお迎えし令和5年度総会を開催しました。総会では令和4年度の活動について総括するとともに、令和5年度は政府方針の感染症法の見直しにより、行動制限のない生活に変わりつつある中、信越電友会活動の活性化に向けた事業計画が討議され、承認されました。

ご来賓の皆様
信越電友会 舞田会長あいさつ
本日は何かとお忙し中、信越地区役員の皆様にご出席頂きありがとうございます。また、NTT長野支店 佃部長様、NTT新潟支店 斎藤部長様並びに電友会本部から片山副会長にご出席頂き厚く御礼申し上げます。
ご案内のとおりコロナの第5類移行に伴い信越各地区の総会は3年ぶりに開催されております。私はこれまでに中越地区を皮切りに5地区の総会に出席して参りました。各地区の総会では多くの会員の皆様との交流することが出来ました。中越地区、下越地区ではQRコードを地区会報への掲載し地区情報をスマホにより簡単に閲覧出来る利便性を図っています。今後、信越本部にも導入する予定です。未導入支部にも導入をお願いします。
昨年、戸津前会長から引き継ぎ、本部でのボランテイア表彰に南信地区宮沢薫様と出席いたしました。宮沢様は俳句の活動をとおしてボランテイア貢献されています。最近、SBCラジオの俳句番組に作品が紹介さているのをラジオからお聞きし活躍されていることを実感いたしました。下越地区ボランテイア表彰者の山崎昭夫様からは総会会場で活動状況をお聞きし、これからの世の中を背負う青少年の育成について熱心なご意見を頂きました。会員の皆様の中には電友会に未登録でボランティア活動をされている方も多くおいでになるのではないでしょうか。そういう方々の情報をお寄せいただけますと幸いです。
さて、電友会の懸案は会員の高齢化と減少です。信越地方本部は全国の中でも会員の減少率が高く減少に歯止めがかからない状況です。現在、NTTグループを退職された方々の情報が入りにくく入会勧誘が十分ではありません。先般、信越管内でNTTを退職し再就職されている方々に入会のお声がけをしたところ10名を超える皆様に入会して頂きました。再就職をされた方々はもとより、ご家庭で自適の方々にもお声がけをして入会を勧誘することが会員拡大に向けた今後の課題になるのではないでしょうか。今後、NTT各支店様で計画されています退職者交流会での退職者の皆様へのアプローチについてご協力を賜りますようにこの場をお借りしてお願い申し上げます。

舞田会長あいさつ

地区役員
来賓ご挨拶
電友会本部副会長 片山 泰祥様 ご挨拶
只今、ご紹介いただきました片山でございます。電友会の高部会長がご出席の予定でしたが、所要のため、私が代理で参加させていただきました。
本題に入る前に自己紹介をさせていただきたいと思っています。
出身は東京なのですが、1999年のNTTの再編成時にNTT西日本の所属になり、それから10年間、西日本で勤務しました。再編成以前も残念ながら信越での勤務はありませんでしたが、何回か出張させていだだきました。
NTT西日本の陸上部の部長をさせていただいていたときは菅平での合宿に同行し、爽やかな信越の夏を満喫しました。仕事はさておき、美味しいものがたくさんあるところというのが私の印象です。
それでは高部会長の代理ということで、まずは電友会本部の動きをご紹介させていただきます。
電友会の課題は、会員の減少にあります。今年3月末の会員数は64,000名で、1年前に比べて3,000名が減少しました。ピークであった20年前の93,000名からは29,000名も減少しています。会員が減少すると活動が縮小しますし、会費収入や会社からの運営補助の減にも直結しますので、会員の減少を抑えていく必要があります。最近は、新型コロナの影響により会社の「退職者説明会」が実施されないケースが増え、入会勧奨の機会が少なくなっており、①電友会のホームページやメールを活用して入会手続きの簡素化・効率化を図る、②会員ネットワークを最大限に活用して入会希望情報を入手する、などできるだけ会員減少を抑えていくよう取り組んでいきたいと思っています。
本部においては会議の書面開催やリモート開催、イベントの自粛などを余儀なくされてきたところですが、昨年11月には3年ぶりに集合形式でのボランティア表彰式を実施することができました。信越電友会からも3組の方が受賞されました。
健康寿命を延ばし、シニアライフをいかに豊かに充実して過ごすかは、私たちのそして社会のますます重要な課題となっています。会員の皆様が健康で過ごされることは、会員減少を喰いとめる一番の決め手でもあります。ボランティア活動による社会貢献やサークル参加など、仲間や社会とつながりを継続的に持つことはこの課題解決に大きな役割をはたします。先日、ドコモ支部の総会で老人医学の専門家で「80歳の壁」というベストセラーの著者である和田秀樹さんから、「老いといかに闘うか」というお話を伺いました。運転免許を返納すると介護リスクが2倍になるので、返納には反対とのことでした。免許返納にはいろいろとご意見があろうかと思いますが、「できることをなるべく続ける」ことは大事だと思います。
NTTグループは事業の再編成など今後の発展に向けた動きを活発に進めています。NTTグループのCSR活動への参加やいろいろな形での販売協力など、現役の皆さんのお力になれるよう電友会としても活動していきたいと思っています。
電友会では、会員減少対策をはじめ様々な課題がありますが、皆さまのご意見をいただきながら積極的に取り組んでまいります。また、会員の皆さまが、電友会活動を通じて、楽しく充実したシニア生活を過ごしていただけるようお役に立っていきたいと思っておりますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。
会員の皆さまのご健勝、信越電友会の活性化をお祈りしますとともに、長野支店、新潟支店はじめNTTグループ会社のますますの発展を祈念いたしまして、私の挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。

片山副会長様
NTT長野支店 企画総務部長 佃 守様 ご挨拶
NTT東日本 長野支店の佃でございます。
山の緑も日に日に色を増し、夏の気配がする季節になりました、新型コロナ感染症も第5類となり、平常の生活が戻りつつあるなか「信越電友会総会」が開催されますことを心からお喜び申し上げます。
NTT東日本の事業動向について簡単ではありますが、ご説明をさせていただきます。まず、事業動向とは関係がありませんがNTT信越野球部の流れをくむ「信越硬式野球クラブ」の都市対抗二次予選の結果について先にご紹介させてください。6/2~6に新潟で開催されました初戦は「IMFBANDTS富山」4-0で勝利し、準決勝は「伏木海陸運送」4-3で下し決勝へのコマを進め、3年ぶりの決勝戦に進出しましたが、「バイタルネット」に0-10で敗戦し4年ぶりの東京ドーム出場はなりませんでした。秋の日本選手権の最終予選に向けて全力を尽くしますので、ご声援とご支援をよろしくお願いいたします。
NTT東日本の決算発表が5/12にありましたので簡単にお話させていただきます。
決算の状況についてですが、増収はなりませんでしたが11期連続の増益で、過去最高益を達成しました。(営業収益17,022億 ▲158億 当期利益2,024億円 +60億円)その営業収益の中身を見ますと、【IP/パケット収入】【固定音声】【SI/通信機器販売】が軒並み昨年度を下回る状況にあるなか【その他】の項目が増えています。【その他】が何かということですが、従来からの回線ビジネス以外の領域になります。交通やスマートインフラ、医療や福祉など地域循環型社会を支える取り組みの強化を中心に、地域のお困りごとをICTで解決すべく事業を展開しているところであります。また、それらの事業について新会社を設立するなどして、さらなる業容拡大をしております。たとえば農業分野では「NTTアグリテクノロジー(https://www.ntt-agritechnology.com/)」、再生エネルギーでは「NTTアノードエナジー(https://www.ntt-ae.co.jp/)」、文化芸術では「NTTアートテクノロジー(https://www.ntt-arttechnology.com/)があり、それぞれの会社で事業に取り組みを行っているところです。是非、各社のHPをご覧いただき具体的な事業をご覧いただければと思います。
長野支店では、光回線が提供困難であった美ヶ原に無線を使ったWiFi環境の提供をすることで電子マネーが使用できるようになり訪れる方の利便性を上げたり、上田市ではスマートグラスとAIを使った農業支援システムの提供を行い、農業従事希望者への早期立ち上がり支援を行ったりしています。また、社員数減少が続くことから社内DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を行い、在宅勤務や紙を使った業務の撤廃などに取り組み、来るべき未来に先頭を走ってく企業として、社会をけん引してまいります。
「地域の魅力」×「みんなの思い」×「ICT」=「地域循環型ミライ」をキーワードに、クリーンエネルギーや街づくりなど幅広い分野に取り組んで事業の拡大を目指していきます。めざしているのは、それぞれが循環しながらお互いがつながり持続的に発展できる地域の循環型ミライです。
これまでも、そしてこれからも、地域のパートナーでありつづけること掲げ事業活動を展開してまいります。NTT東日本の事業活動にご理解とご協力をお願い致します。

NTT長野支店 佃部長様
NTT新潟支店 企画総務部長 斉藤 大輔様 ご挨拶
NTT東日本 新潟支店の斎藤でございます。
木々の緑が色濃くなる時期となりましたが、電友会の皆様におかれましては、益々ご活躍のこととお慶び申し上げます。
また、本日このように「信越電友会総会」が開催されますことを心からお喜び申し上げます。皆様と久々に対面でお会いすることができ大変嬉しく思っております。
先程、NTT東日本の事業動向については佃企画総務部長からお話を頂きましたので、私からは新潟支店の取組みについてご紹介をさせて頂きます。
まず、昨年12月に発生した大雪に伴う雪害対応についてお話しさせて頂きます。2022年12月19日から20日にかけて新潟県で大雪となり、県内で約3万4千戸、NTTビルにおいても16ビルが停電する被害となりました。この雪により最大5,393件の故障修理待ち(通常の約25倍)の状況となりましたが、県外の事業部、通信建設会社から236名の方に支援に駆けつけていただき、3週間程を要して復旧を完了致しました。今後もNTT東日本グループの事業の根幹である、安定した通信インフラの提供に向けて、先輩の皆様方から受け継がれてきた「つなぐ使命」を果たし、これまでの経験で培った災害対応力による予防措置や迅速なサービス復旧等、地域の皆様の安心・安全を今後も支えてまいりたいと考えております。
さて、これまでNTT東日本では「光の拡大」や「デジタルソリューションの提供」を通じて、地域が抱える課題解決に努めてまいりましたが、今後、地域活性化を加速させるためには、課題解決のみならず、地域の資産や魅力(文化・食・自然)を活かし、地域の持つ価値の創造や循環型社会の構築に取り組まなくてはなりません。
現在、新潟支店では、2022年6月に長岡市様と『「イノベーション都市 長岡」の実現に向けた長岡市と東日本電信電話株式会社との連携協定』、同年7月に佐渡市様と『地域循環共生圏実現の実現に向けた佐渡市と東日本電信電話株式会社との連携協定』、同年11月に上越市様と『地域資源を活用した「課題の解消」と「価値の共創」に向けた地域・行政のDX推進連携協定』、2023年6月には新潟市様と『新潟における食文化の発展と人で賑わうまちづくりに向けた公民連携協定』を締結し、各地域における特色に着目しながら、NTT東日本がこれまで培ってきたICT活用のノウハウ、地域との深いつながり、豊富なアセット等をいかしたコンサルティングやソリューションを展開していくことで「課題の解消」や「新たな価値の創造」を更に進めてまいりたいと思います。
最後になりますが、諸先輩方におかれましてはNTT東日本グループの事業運営に対するご支援、ご鞭撻を引き続き賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様の益々のご健勝とご多幸を祈念しまして、ご挨拶とさせていただきます。

NTT新潟支店 斉藤部長様


